あきれた内容のですが
実際のNYの語学学校のTOEFLコースの話です。
ネガティブなことはあまり書くのは控えたいのですが
もっとこうしたらいいのにと
感じる背景にはこういういい加減なトフルコースの状況をみてきた
といういきさつがあります。
参考までに。
下記の状況も踏まえて、日本人のチューターと、アメリカ人講師を上手に使い分けて下さい。
あるトフルのコースの先生の授業では、リーディングのサマリー選択問題で3つの回答が自分の全く反対の答えを正解だと説明していることがありました。
一つ一つの選択肢の理由をそれなりに説明している先生。
内容は分かっている問題だったのでこんなに間違うことあるかな??と思ったので、
昼休みにあとで原本のテキストをさがして、回答と解説欄をみせてくださいとお願いしたところ、本を持ってきてもらえました。
案の定、先生の回答は全て不正解で、
おそらく間違いの選択肢に3つ印をつけたのをわすれて
授業では正しい回答のマークと勘違いして
各選択肢の理由を適当に解説しいてのだとおもいます。
誰しも間違えることはあるのですが、
これはいい加減だなとがっかりしたケースの一つです。
ある学校のライティングクラスの先生は
多分一度もトフルを受けた事がありません。
もってくる教材もオンラインのトフル情報サイトからの
丸ごとコピーが多く、たまに出版されているトフル本の教材も使うのですが、
教材が古く、現在のトフル形式と大分ずれた形にもかかわらず
最近のトフル事情に詳しくないのであまり教材が不適切な点を
認識できていないようでした。
受験を沢山している生徒達の方が、こんな形式本番でみたことない、
イレギュラーすぎてやりづらいと苦情がでていました。
ある学校にいたヨーロッパ出身の先生は夢をおいつつトフルの先生の仕事についていました。本人は、認めるとおり、IELTSしか受験経験がないのですが、
TOEFLも同じようなところがあるので
受験はしたこと無いけれども何とかリーディングは教えられると
いってこなしていました。
なぜか数ヵ月後、トフルが全セクション教えられる先生として
マンハッタンの南のほうにある語学学校でTOEFL部門のディレクターとして
就任できることになったと転職していきました。
状況をしらない学校とそこの生徒さんが気の毒だなぁと思いました。
ETSも難しいTOEFL問題をつくるだけではなく、
先生も育成して、資格制度にしたほうがいいのでは、という気がします。
むしろ日本で真剣に留学生向けにTOEFL指導されている先生達の方が
良い授業をされているのではと思います。
その点中国系のネットワークはすごいです。
中国人の学生さんに何人か聞いたのですが、もう徹底して情報戦。
何でもTOEFL対策のマニュアルやオンライン講座が充実しているようです。
中国系の子に、リーディングででる単語問題用の
語彙リストをみせてもらいましたが、
ここからほぼ9割でるとか、
先生によっては受験を本人がして、内容をおぼえてきて
似た問題文を生徒向けにつくって直ぐ流してくれる方もいるそうです。
これは極端な例ですが、すごい迫力です。
それ中国人の学生さんがハイスコア沢山とるよなぁと。
こういうのをきくと日本人もがんばれーと強く思います。
きっといい先生もどこかにいるんでしょうけどね。
すごい上手という評判の先生も一人出会いました。
この方の指導は、高くても、トフル90-95点ぐらいまでにしかきかないなと、
フィードバッグがざっくりなので
ある一定期間後は、何度受験しても伸び悩んでいる人が多かったです。
細かく微調整をしてスコアをさらにあげていくには忙しすぎて手が回らないのと
あとは自分は抱えられないという感じでした。
ライティングもグラマーのミスぐらいで、
アイデアデベロップメントや、クリティカルシンキングの部分のフィードバックはありません。
それ以上のスコアを達成している場合はこの先生の実力より
生徒さんがもともと良く出来ていて先生の出来ない指導を自分でカバーしてやっているところにおうところが多いなとおもいました。
この先生のところでも、トフル40点以下の人には
英語で説明されてもわからないので、
日本人に習ったほうがいいだろうなとおもいました。
良い先生の情報がありましたらぜひ、シェアして下さい。
日本人の方の進学が順調にすすむことを願っています。
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